不動産コンサルタントのつぶやき

不動産コンサルタントが商業などで思うこと

コロナに感染、そして入院!

8月、それは予想だにしない月となりました。

 

7月のオリンピック期間中、外で会食することも無かったです。

仕事は、多くの会社はネット会議。

そう、対面での仕事もほとんどない7月下旬でした。

 

それが、地獄のような日々が私を襲うことになるのです。

 

8月5日(木曜日)

発熱! 37℃台の発熱が出て来ました。

夏風邪かなと総合感冒薬を飲みました。

 

8月6日(金曜日)

熱がさらに上がりました。 38℃台から、何と39℃台に。

これはオカシイと保健所に電話です。

発熱外来をやっているクリニックを教えて貰い、即予約。

 

8月7日(土曜日)

熱は引き続き39℃台です。

ふらふらする身体で、近くの発熱外来に。

15分ほど道路上で待ち、8:30頃に発熱外来用の部屋に案内されました。

ひたすら待ち、9:45頃にドクターの問診。

そして、PCR検査です。

 

新型コロナでない可能性もあるので、解熱剤、抗生物質などを処方されました。

翌日にPCR検査が判明するとのこと。

 

8月8日(日曜日)

終日、発熱。そして、呼吸が苦しい。

話そうとすると言葉にならず、息が漏れるような状況。

でも、味覚障害も嗅覚障害も無く、一縷の望みを持っていました。

 

深夜、PCR検査したクリニックから連絡があり、『陽性』とのこと!!

「翌日、保健所に報告しますので保健所の指示に従ってください」とのことでした。

 

40℃前後の高熱、食欲も無く、起きているのか寝ているのか判別付かない土日を過ごして、結局、コロナ感染とは、、、

 

8月9日(月曜日・振替休日)

保健所から電話が来る。

まずは、感染経路についてのヒアリング。 会食なども無く、どこでどのようの感染したか全くわからない旨を説明しました。

次に濃厚接触者についてのヒアリングです。現在、一人暮らしであること、接触者はいなかったことを説明しました。結果濃厚接触者はいないとの判断。

そして症状についてのヒアリングです。

結論としては、

・発症日は、8月5日とのこと。

・自宅療養をすることとなる。自宅外への外出は禁止!

・保健所からパルスオキシメーターを送付する。

・東京都から、食料の支援が数日中に宅急便で来るとのこと。

という説明がありました。

 

そして、症状が急変した時の連絡先も教えられました。

 

加えて、ここからが重要です!

ネット診察があるが受診するかとの質問がありました。

外出も出来ず、どのような症状なのか不安です!

私は、ネット診察を行っているクリニックを紹介してもらいました。

 

という事で、この日も結局高熱、息苦しさ、全身の怠さで意識朦朧の状態だったのでしょう。

 

8月10日(火曜日)

体調は変わらず。

朝、昨日にインターネットから登録しておいたネットクリニックから電話がありました。

テレビ電話で問診をされ、処方箋を発行して貰いました。

処方箋は調剤薬局に渡り、午後過ぎに調剤薬局の方が家に薬を届けてくれました。

いや〜、感謝です!

薬の効用とかよりも、クリニックの方、調剤薬局の方が時間をかけずに対応してくれたのですよ。

本当ありがとうございます!

 

と言っても、症状は良くなりません。

逆に身体が衰弱していくようで。

流石に5日間も40℃前後の高熱というのも人生初の経験です。

呼吸の苦しさも厳しくなり、怠さは経験したことの無いレベルに。

トイレに行ってベットに戻ると動けないくらいに身体が重いのです。

あ〜、このまま、死んでしまうのかなと頭をよぎります。

 

8月11日(水曜日)

朝、宅急便が届きました。

パルスオキシメータが届きました。

早速、酸素飽和度を調べてみると、

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 保健所に早速電話です!

保健所は、

①入院先を当たる

②在宅医療のクリニックに訪問してもらう

との対応をとってくれました。

 

入院先が決まるかは本当不安です。

午後になって、訪問医療の先生が完全防護服で診に来てくださりました。

本当に感謝です。

ドクターの方は一所懸命に出来ることをやってくれているんですね!

 

そして、酸素飽和度が低いということで、酸素を発生させて、吸入する機械の手配をその場で行ってくれました。

夕方には、酸素発生機から酸素を吸入し、酸素飽和度が96、97になるくらいに酸素を吸入しました。

息苦しさが少し和らいだ感じです。

でも、咳は続き、声にならない状態も続いています。

熱もずーっと40℃前後です。

 

酸素発生機が無くて、酸素吸入を行わないで、もしこの1日を過ごしたとしたら、、、

場合によっては、最悪の事態になっていたかもと思ってしまいます。

 

酸素飽和度が下がっても、苦しむ事が無いようです。

気付かずに逝ってしまっていたかもと思うと、人間の命って、いつ途絶えても不思議では無いんだなと思いました。

 

8月12日(木曜日)

体調は変化無しです。

相変わらず、酸素を吸入しながら、高熱と咳苦しさ、身体の怠さが続きます。

 

午前中に、保健所から電話が来ました。

入院先が決まったとのことです。

13:00に迎えの車が来るとのことでした。 

準備をしてお待ちくださいとのことなのですが、下着と保険証、財布くらいしか思い浮かばないです。

 

民間の救急車みたいな車に乗せられて、自宅から病院に移動しました。

病院に入ると、肺のCTとレントゲンです。

 

それから、コロナ病棟に移動。

一旦、病室に入ると退院までその部屋から出る事はありませんでした。

 

ドクターがベッドに来て、肺が白くなって危険な状態であるという。

重症では無いが中等症2であること、そして、悪化して重症化した場合、この病院には重症患者用のベッドが無いので転院して貰うこととなる旨の説明がありました。

「重症化した時に直ぐに転院先が見つかるのですか?」

と聞こうと思ったけど、転院先が見つかる保証など、ドクターも出来ないだろうと思い言うのをやめました。

 

レムデシビルを5日間点滴投与、薬の投与などの医療方針が示され、同意しました。

効果があればいいがとの思うだけ。

相変わらず、話そうとすると空気が漏れて言葉にならない。

そして咳き込んでしまうという状況です。

医師や看護師とのコミュニケーションもままならない。

治療の同意書やら書類を何枚か書き、気が付いたら寝ているような状況です。

ベッドに横たわると意識が遠ざかっていくように、少しの安心感とともに眠りに落ちてしまいました。

 

とりあえず、入院出来ただけでも感謝です。

それに、その前のネット診察や調剤薬局の心遣い。

さらに、自分のリスクも顧みず訪問治療をしていただいた医師の方。

加えて、酸素吸入機が家に届くように手配して頂いた方。

 

本当に感謝です。

誰か一人でもいなかったら、私は酸素飽和度が下がっていることも気付かず、死んでいっていたのかも知れません。

入院出来ず、自宅療養下にたくさんの方が置かれている現状です。

それが私は家から遠く無い病院に入院出来たことも幸いとしか言えません。

自宅療養しか出来ていない方に対して、自分だけ申し訳無い気持ちもありました。

 

コロナのデルタ株、感染力が強く、会食などで無くても感染してしまうとも聞きます。

私が感染したと考えられる期間、私は会食や顔を合わせての会議などを行っていませんでした。

スーパーマーケットでの買い物やマンション内での移動、くらいです。

スーパーの食材に触れたのか?

スーパーのレジでのお金のやり取り?

道路を歩いている時の他の人とのすれ違い時に?

マンションのエレベーターの中で空気感染?

何処で感染したか全くわからないのです。

 

皆さんにお願いです。

会社は、出来るだけ人と人とが直接合わないで仕事が出来るように全力を尽くしましょう。

去年の3月、4月は都心やビジネス街から人が消えたでは無いですか。

もう一度、やってみましょうよ。

 

それと若い人に限らず、外出する機会を極限まで減らしましょう。

学校や塾、などお子さんも同じです。

 

それと政府に。自宅に篭るために支援金などの財政出動です!

「自宅にいてください」

「不要不急の外出をしないでください」

と言ってますよね。

どうやって生活するのですか?

 

民間のクレジットカード会社でも、電子マネーの会社と協力すれば、現金給付では無く、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでの買い物に充当する事が出来ます。

ネットスーパーなどの決済としても使えます。

民間の力を政府は利用しない手は無いです。

個人情報の流出が気になるのなら、嫌だということを意思表示した人には、延期などにすればいいのです。

 

 緊急事態宣言下です。

コロナの感染を食い止めるための効果ある施策をお願いします。

 

私は入院出来ました。

でも沢山の自宅療養者の存在があります。

加えて感染の深刻化による、自宅療養者の増加も必至です。

そして入院すべき人が入院出来ない状況となります。

このような事態をを回避するために!

 

政府!

国民の生命を守るという国家の大原則!!

効果的な施策を早急にお願いします!

 

2021年8月22日(日)