古着が売れていますね。
古着だけでなく、昔のレコードやギターなども見直されていますね。
新宿では消えつつあるスナック、地方では若い人に支持されているようですね。
で、今日の日経新聞に以下のような記事がありました。
関連して思ったことを書きました。
レコノミーの到来
レコノミーの到来
古着のネット販売で急成長している米スレッドアップが公表したリポートがアパレル業界で波紋を呼んでいる。26年に古着市場は10兆円規模に倍増し、30年にH&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)やZARA、急成長中のSHEIN(シーイン)などファストファッションの2倍を超えるという。
あくまでスレッドアップの独自試算なので、客観的データとは言いがたい。それでも昨今の急拡大を受け、「ファストファッション何するものぞ」と言わんばかりに古着の勢いが増していることを物語る。もはや古着は新品の「お古」ではない。世界的にアパレルの一ジャンルとして地位を確立したことは間違いない。
(日経新聞、2022年11月17日)
Eコマースのさらなる伸長
スマホなどを使って、Amazonなどから商品を購入するEコマースの浸透は当たり前の時代となってますね。
Eコマースの市場規模は年々拡大しています。
日本全体での物販分野の市場規模は、約151兆円です。
その中で、12兆円を超す商品がネット上で購入されているのです。
物販分野のB toC-Eコマースの市場規模
2020年 12兆2333億円 Eコマース化比率 8.08%
2021年 13兆2865億円 Eコマース化比率 8.61%
(出典:『令和3年度電子商取引に関する市場調査』、令和4年8月、経済産業省)
つまり、リアル店舗での購入ということが縮小しているということです。
リユース市場の拡大
加えて、新品ではなく、古着などのリユース品も売れてきている状況となっているのです。
下にデータも同じ出典もとのデータですが、C toC Eコマースの市場規模です。
2020年 1兆9586億円
2021年 2兆2121億円
ということではありません。
でも、メルカリなどでのリユース品の取引きも多くあるでしょう。
消費行動の変化
ネット上だけでなく、下北沢などには多くの古着屋さんが出店しています。
また、再評価されている1970、80年代のシティポップ・カルチャーの影響もあるのか、レコード店などに足を運ぶ人も多くいますね。
現在の消費行動について以下の点を踏まえることが必要だと私は思うのです。
① 消費の対象の変化
② 消費者自体の変化
①消費の対象の変化です。
それだけでなく、自分が共感する商品を購入するということが可能になったということです。
「何だ、昔からそうでしょう?」
と思われる方もいるでしょう。
でも、今、ネットなどの環境が作られたことから、自分が共感する商品を知ることが容易になったということです。
先程のシティポップ・カルチャーの音楽や絵なども全世界中どこからでも情報を入手出来るようになりました。
そして、共感するモノやコトなどを知るのです。
その商品は、リアル店舗やメルカリなどのネット上で購入が可能になったのです。
自分が本当に共感する商品と過ごすことが出来るようになっています。
そしてそれは、リアル店舗でもネットでも手にする方法はどちらも可能なのです。
まとめ
色々、まだお話ししたいことは沢山あります。
②消費者自体の変化についてもまたどこかで書きますね。
また、「共感」という言葉も何回も使いました。
「共感」ってどのように生まれの!?
なども思っていることを書きたいです。
ここで言いたいことは、消費者が求めている商品は今製造されているだけのモノやコトだけでないということです。
また、同じ価値観や感性を持った人が作った商品は、それが大企業が製造した商品で無くても関係無いのです。
商品に対して共感するから手にしたいと思って消費行動を行う、そんな社会になったのですね。
コロナがまたまた広がってます。
インフルエンザも気をつけないとです。
どうぞみなさまご自愛くださいませ。
それでは。
2022年11月17日(木)
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