年末で、17週に渡るレギュラーシーズンが終わり、昨日の早朝(日本時間)から、スーパーボールを目指しポストシーズンが始まった。
昨日は、私の感覚からすると番狂わせの2ゲームとなった。
◯ ビルズ vs テキサンズ
ビルズが前半試合を進めて、勝負ありと思ったが、テキサンズの顔のJ.J.ワットの
QBサックから、流れが変わった。
負傷で試合を離れていたが、ポストシーズンで復帰。大一番で大きな仕事をした。
不思議なもので、急にモメンタムが移り、オーバータイムの末、逆転勝利。
トップの選手が集まるNFL。気持ちが試合を左右するというのを改めて感じた
試合だった。
1ヤードのタッチダウンを取れなかったのがキツかったのか。
タイタンズのヘッドコーチは、2年前まで、ペイトリオッツのディフェンス
コーディネーター。ペイトリオッツのオフェンスを知り尽くしていたのか?
9.11でアメリカ全土が愛国心でまとまったシーズンにスーパーボールリングを
手にして、その後、昨年まで、6回の優勝を重ね、王国と言われた。
◯ バイキングス vs セインツ
セインツの大勝かと思っていたが、バイキングスのデフェンスがよかった。
それと、RBのスタッズが勝負を左右した。大一番に勝てないQBカズンズが
やっと真価を発揮した。
前半しか見ていないが、鳥対決。
QBウェンツが負傷し、ゲーム復帰がクエスショナル。控えQBの輝きを期待!
アメフトは、本当に飽きない。
細かなゲームプラン。1プレイごとの戦術。場面場面での対応。
本当に頭脳ゲームである。
かつ、2m近くもあるプレーヤーが俊敏な動きをする。イメージすると、相撲取りが、
サッカー選手のように動き、ラクビー のように肉体戦を行う。
戦術で勝っても、個人のプレーでその戦術も崩壊してしまう。
プレーヤーの技術が驚愕であり、細かな戦術を行う。
ポストシーズンは、一発勝負。
負ければ、1年の長い努力が終わりを告げる。
だからかも知れないけど、ポストシーズンの一つひとつのプレーに
とんでもない集中力で臨む。
そして、超人的なプレーが生まれる。
箱根駅伝でも書いたが、自分がすべてを捨てて取り組むことがある。
その素晴らしさ、そして、その行動。
そこに惹かれるのかも知れない。
頭脳とフィジカルのまさしくスポーツの中で、私は一番面白く思うのである。