最初にiPhoneを手にした時は驚きでしたね。
携帯電話のイメージの範囲を超えてました。
それからもう10年以上が経ちました。
iPhoneも今はiPhone13ですよ。
そんな中、iPhoneSEが売れているみたいですね。
ハイエンドモデルのiPhone13proではなく、低価格モデルのiPhoneSE(第三世代)がなぜか売れているというのです。
みなさんはスマホを選ぶ基準はどこですか。
メモリーの容量、カメラレンズの撮影能力、筐体の素材・色などなど。
私はメモリーの容量と大きさですね。
新しいシリーズやハイエンドモデルが出ても、「これは凄い!」とか「使ってみたい」という大きな変化がないと触手が出ないんですよね。
それこそ数年前のiPhoneで十分と思ってしまいます。
商品には機能があります。
一番根幹となる機能(コアベネフィット)に追加的に機能を付けていくんですね。
例えば電子レンジ。
単にコンビニで買ってきた弁当などをチン出来ればいいという利用者なら、1万円もしない低価格モデルで十分なのです。
手作りピザを作りたいとかの人はオーブン機能が欲しいとなるわけです。
あるいは水蒸気の力も使って加熱したいと言う機能がついた電子レンジ。
人によって求める機能があり、それに合わせて製品やサービスを購入する。
当たり前ですね。
と言うことで、「iPhoneSEが売れている」というニュースから商品について考えてみました。
ちなみにマーケティングにおいて「4P」というワードがあります。
プロダクト(product:製品)、プライス(price:価格)、プレイス(place :場所とか販売経路)、プロモーション(promotion:販売促進策みたいな意味)の頭の4文字をとったワードです。
つまり、ある商品をどの程度の値段でネットなのかリアル店舗なのかどこで売るか、それをどのように知らしめるかという戦略です。
製品もハイエンド機能の商品から基本となる機能だけの商品と色々あるわけです。
その中の製品についても色々な戦略があるんですね。
あえてハイエンドのスペックでなくても、iPhone利用者を満足させるだけの機能とする。
そして価格戦略で安めにする。