今週のお題「大人になったなと感じるとき」
作り笑顔、愛想笑いをするようになったとき。
学生の頃は気が合う人たちと付き合ってだけで過ごしていけました。
でも、就職して会社に入り、部署に配属されます。
そこには自分で選ぶことができない社会があります。
上司、同僚。
社外の人。
気が合う連中であればいいです。
でもなかなかそうはなりません。
嫌なことを言われても怒るわけにもいかないです。
言った方は気を悪くするとは思っていなくても感じる方は違います。
私も人にそうしていたこと知らず知らずのうちにあるでしょう。
いきものがかりの曲で「なくもんか」というのがあります。
10年以上も前の曲ですかね。
その中に、
♪♪♫♩♬♪♫♩♬
愛想笑いだけは上手くなってさ
大人にはなれたけど
僕が描いてたのは
そんなものじゃ無いんだよ
もっと強くて優しいはずの温もり
♪♫♩♬♪♫♩♬
この曲を聴いたときはもう40代になっていました。
就職したての頃に聴いていたら、そんなに響かなかったかも知れません。
歳を重ね、若い頃のひたむきさ、真っ正直さ、
それを抑えなければいけなくなってきた立場。
いや、そこに逃げている自分を40代だから感じたのかも知れません。
♪♪♫♩♬♪♫♩♬
失敗も裏切りも嫌なニュースも
ごちゃまぜに胸ふさいで
見えないふりしたってさ
そりゃ、生きていけるけど
でも僕はまだ逃げたくはないんだ
♪♪♫♩♬♪♫♩♬
目を閉じて、耳を塞いで、口に出さなければ、
どんなに生きやすいのでしょう。
それを感じ、本当にそれで自分はいいのかと自問自答するとき。
それが大人になったと私は感じるときかも知れません。